ごあいさつ

女将の言葉

「伝統」を守ること・・・
この意味もわからぬまま、嫁いで早 20 数年
数々の失敗を重ねながらも、皆様に支えられここまで来ることが出来ました。
沢山の方々との出会いがあり色々な場面に直面することで、その度に前向きに生きる活力を頂いてきました。
そして今まで私を支えてくださった方々のお気持ちにこたえていく事こそが、伝統を守ること・・・
これからの進むべき道と心得、日々精進していきたいと思っております。

140 余年、この町の歴史と共に歩んでまいりました山常楼をより多くの方に知って頂きたくご案内申し上げます。


六代目の紹介

渡部 勝 (わたなべ まさる)

昭和 56 年 市立 高崎経済大学卒業
大阪吉兆に入社
約 5 年間 日本料理と茶道を学ぶ
   
昭和 60 年 家業の山常楼を継ぎ、六代目となる
父親から郷土料理を受け継ぎ、更に日本料理の研究を重ね現在に至る


山常楼の歴史

江戸時代末期に、安来市西小路の山形屋の次男・常七が分家し「山常」と名付けられたのが山常楼の始まりでございます。
うなぎ屋として商いをし、明治初年に現在地へ移り、料理屋を始めました。

当時の安来は、たたら製鉄の積み出し港として繁栄を極めておりました。又、山常楼も連日、米子や松江からのお客様で大変な賑わいであったと聞いております。

現在の建物は、昭和 9 年に改築され当時 26 歳だった池田大工により随所に意匠を凝らし、贅を尽くした書院造りとして生まれ変わりました。

時代の荒波にもまれながらも、創業当時からの「おもてなし」の精神は今も受け継がれ、築 70 年以上経つ店構えはそのままに現在に至っております。